活性酸素は、動物が持つ免疫細胞の一種である白血球から作られ、白血球から放出された活性酸素は "スーパーオキシド" とも呼ばれています。
"体内に侵入したウイルスや細菌等の外敵を強い酸化作用で退治する" という大切な役割があり、動物の体にとって必要な物質です。
理由は、細胞の中で不飽和脂肪酸と活性酸素が結びつくと、酸化して過酸化脂質となる点です。
過酸化脂質が増えると栄養素と老廃物の出し入れがスムーズにできなくなり、細胞が酸化してしまいます。
活性酸素によって細胞が損傷することにより、老化が進行しているのではないかという説もあり、過剰な活性酸素は健康な細胞まで酸化させ、老化や様々な病気の引き金となると言われています。
活性酸素の攻撃から守ってくれるのが「抗酸化成分」です。
体内で活性酸素が発生してもこのような抗酸化作用が働けば体の酸化を防ぐことができます。
年齢とともに酸化(老化)のスピードが加速するのは、体内で作られる抗酸化酵素の量は加齢とともに減少するからです。
食べものからの摂取できる抗酸化物質に、ビタミンやポリフェノール、アスタキサンチンなどがあます。
食事やサプリメント等で補ってあげることで日々発生する活性酸素除去に役立ちますが、毎日の食事で全てを摂取することはなかなか難しいものです。
そこで注目されているのが、効率の良い抗酸化パワーを持つ「水素」です。
動物が健康で元気な体を保つためには、できるだけ体内の「酸化」を防ぎ、酸化した部分を「還元(元の状態に戻すこと)」が重要です。
水素は、消化器官の清浄化や代謝を促すチカラがあり、皮膚疾患や下痢などに良いとも言われていますが、水素水などの硬度の高い水を犬や猫などに摂取させるのは、下痢や泌尿器系の疾患を起こしてしまう可能性も高くなるため、おすすめできません。
市販されている水素を飲用として利用するのは注意が必要です。
ミネラルは犬や猫などのペットにも必要な栄養素の1つですが、過剰な摂取は病気のリスクや健康に悪影響を及ぼしてしまいます。
そこで、おすすめするのが安全に水素を取り入れられる「ペットの水素浴」です。
水素を溶かしたお湯につかる「水素浴」なら、水素を直接摂取するのではなく皮膚と呼吸を通して水素を体に取り入れることができます。
かけ流しや足湯など、その子の体調に合わせた水素浴ができるのもおすすめするポイントです。
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