「五行説」とは、東洋医学の基本です。
東洋医学では自然界の全てを木・火・土・金・水の5つの要素に分類します。
それらの相互作用によって生じる健康維持の働きを説いた理論が五行説です。
相生とは?
木が火を生む(木が親で火が子供)のように、「木→火→土→金→水」の順で相手を生み育てる親子関係です。
働きが弱まった物に対しては相生関係で健康維持をサポートし、全体のバランスを保ちます。
・木は燃えて火を生む
・火は燃えて灰と土が生じる
・土中から金属類を産出する
・金属は表面に水を生じさせる
・水が木を育む
相克とは?
「火が暴走しそうになったら水の力で抑制する」「金が暴走しそうになったら火の力で抑制する」のように、相生の順番をひとつ飛ばしにした関係で祖父母ー孫関係と言えます。
働きの強すぎる物に対しなだめて全体のバランスを保ちます。
・木は土の養分を吸う
・土は水を汚す
・水は火を消す
・火は金属を溶かす
・金属は木を切る
「漢方ごはん」の総合栄養食には「木」「火」「土」「金」「水」の5つのラインナップがあります。
五行のそれぞれの要素に合わせ、お肉や野菜を厳選配合し、薬膳で用いられるナツメ・サンザシ・陳皮・クコの実などの食材も配合されているのが特徴です。
五行にはそれぞれ「五穀(穀類)」「五果(果物)」「五畜(肉類)」「五菜(野菜)」があり、多くの食材をバランスよく組合せることで健康を維持につながるとされてきました。
穀類は体を養い(五穀為養)、果物は体の働きを助け(五果為助)、肉類は体を補い(五畜為益)、野菜は体を充実させ(五菜為充)、これら食材をバランスよくあわせて食べれば、精気を補い強められる(気味合而服之・以補益精気)とされています。
「暑い季節も、寒い季節も、雨の多い季節も、どんな時も同じフードを食べるのではなく、愛犬にも季節に合わせたごはんで健康的な食事を提供したい」
「薬膳理論に基づいたごはんを提供することで、愛犬たちの穏やかな生活をサポートしたい」
そんな思いから「漢方ごはん」は生まれました。
選び方のおすすめポイントは「年齢」「性格」です。
療法食ではありませんので、季節や気候、愛犬の体質や体調を考慮して選んでいただくのはもちろん、その日の気分で選んでいただくこともできます。
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